【フェイスの日誌から】2021年 4月-②『新学年になれる』

(4月中旬のある日の日誌)
新学期になって少し落ち着いてきましたが、毎回大きな鞄で来ている子も。
「何が入っているんだろう?」と気になります。
そこで、みんなでそれぞれの鞄の中身を整理することに。

2021年4月のPA『新学年になれる』

当週のテーマ「ととのえる」
当日のテーマ「鞄の中を整理する」

着眼点
頼む・お願いする
手先を使う
片付ける・整理する

ねらい
・鞄の中に何が入っているか確認する
・入れ方を工夫して、片付ける
・ていねいに扱う

プロセス・全体の様子・次回の課題等
身体測定や内科検診などの手紙を持って帰ってきたので、新学期の予定の確認。
身体測定はよく知っていたが、内科検診は「聞いたことない」「聞いたけど分からん」など記憶が薄いようだった。
診察について、どんな言葉を知っているか尋ねると「歯医者」から「近大病院」と病院に関係することまでは分かった。
そんな話をしている中、大きなあくびをしたりうとうとする子も数名いた。
月曜日は週末の疲れや週初めの緊張が夕方にどっと出る。
A君は、「自分たちの体も整えることが必要」と言って笑った。

ようやく本題の「鞄の整理」へ。
鞄の中には何が入っているのか、自分で用意をしているのか、どうやって入れればきれいに入るのかなどを確認した。
支援学校の子たちは荷物が多く、どの子も一杯だった。
B君の鞄からポケットティッシュがいくつも出てきたり、いつの物か分からないお菓子も発見・・
C君のランドセルからは冬の手袋が見つかった。
小さなポケットの中も確認してごみを捨て、丁寧に教科書や着替えを順番に入れた。
きれいに入れると鞄の扱いも丁寧になり、両手でゆっくりロッカーにしまう姿も。

すぐには習慣にはならないが、自分の持ち物の準備や整理などができるようにしていきたい。
探し物をするときも、見つけやすくなれば、不安や焦りも軽減されると思う。
(PA担当g )

一日の様子から
早くに下校した年少児二人は近所を散歩しに出かけた。
春の陽ざしを浴びて、空き地で遊んでから帰ることに。
夕方になり、全員が集まるとあわただしくなった。
PA後は体調を整えるため、自ら休みながら過ごす子もいた。
(記録担当 日)

このコーナー【フェイスの日誌から】の初回記事です。2021年2月17日
なぜ日誌を公開することになったか等、初めにご説明しています。
http://blog.livedoor.jp/creche/archives/51996138.html

個人名や固有名詞などは、適宜編集しています。子どもたち=児童、親御さん=保護者と称しています。敬語表現は用いていません。写真掲載については、本人・保護者の承諾をいただいています。(文責 和久)