団体紹介

法人概要

2002年2月設立。「年齢・校区を問わない夜間までの地域の子どもの居場所づくり」として、~子どものためのコミュニティ・スペース~ワークレッシュ(保育・送迎等の事業)を創業。その後、行政と協働で、つどいの広場(ファンズガーデン/2020年3月まで15年間)の運営や、放課後児童会事業委託業務(第七放課後児童会/2018年3月まで10年間)などを担ってきました。

2014(H26)年4月、旧くみの木幼稚園施設を活用した児童発達支援・放課後等デイサービス フェイスを開設。子ども達の存在や育ちのパワーと、関わる人たちの知恵と力を結集し、子どもたち自身が、権利と役割、選択肢を持って生活できるコミュニティの中の居場所、大人も子どもも出会ってつどって学べる場の運営を続けています。

2020年4月、大阪狭山市大野台の一軒家に引っ越し。一つ屋根の下で、~子どものためのコミュニティ・スペース~ワークレッシュと児童発達支援・放課後等デイサービスフェイスを日々運営し、住民経営による子ども子育て応援事業、支え合いのコミュニティづくり活動をつづけています。

2022年7月、認定取得: パブリック・サポート・テスト(PST)絶対値基準・2022年07月15日~2027年07月14日

2023年6月、~子どものためのコミュニティ・スペース~ワークレッシュ(認可外保育施設)を閉業・障害児通所支援事業を事業譲渡。

2024年現在、次なる ❛遊びと学びと暮らし❜ の拠点と活動プランを再構築中。
コロナ禍で一層減退した生活・遊びの体験(格差)と交流の機会を補い、非日常⇔日常、田舎⇔街、電波⇔土、今⇔昔、ヒト⇔テクノロジーを行き来しながら、人間とコミュニティの回復とエンパワメントを目指しています。

創業の頃から2020年秋までを著したもの(『はらっぱ』2020年9月号掲載記事)

沿革

2000年9月

ワークレッシュ・プロジェクト発足 (メンバーひとり)。以降、毎月プロジェクト会議を実施

2001年6月

子どものための料理教室や人権ワークショップなどを企画・運営しながら、法人設立準備

2001年9月

特定非営利活動法人ワークレッシュ設立総会開催

2002年2月

法人登記。民家の離れを借りて創業準備

2002年3月

学年・学区を問わない夜間までの子どもの居場所「ワークレッシュ」運営開始(小学生のみ対象)

2002年9月

~子どものためのコミュニティ・スペース~を冠に、池尻中1丁目の一戸建ての民家に移転

2003年11月

通常開設時間帯を9~21時に拡大、乳幼児の月ぎめ保育コースを増設

2004年5月

理事宅に、ホーミーブランチくみの木を1年限定で開設

2004年7月

休園中の幼稚園内で、夏期のみ~子どものためのコミュニティ・スペース~ワークレッシュ・くみの木を開設

2004年12月

ワークレッシュ・くみの木再オープン。認可外保育施設として届出

2005年5月

大阪狭山市つどいの広場事業ファンズガーデンの運営を開始(2020年3月終了)

2006年7月

小学生以上対象のさやま子どもの遊び・居場所づくりプロジェクト’ビイバ!’ 夏期のみ実施

2006年10月

大阪狭山市市民活動支援センター3号室に事務局入居

2007年9月

池尻中2丁目の利用会員宅1階を借り、ワークレッシュを運営

2008年4月

大阪狭山市第七放課後児童会事業を開始(2018年3月終了)

2008年5月

ワークレッシュを池尻中1丁目内山ビル3階へ移転

2009年6月

ワークレッシュ内にてファンズガーデン出張ひろばの運営を開始

2011年4月

第七放課後児童会‘大地と銀河’の2クラブ運営開始

2012年4月

大阪狭山市子育て支援拠点施設における一時預かり事業を開始(2020年3月終了)

2014年4月

児童発達支援・放課後等デイサービス フェイスを旧くみの木幼稚園内にて開設

2015年4月

第七放課後児童会‘大地と銀河、天空’の3クラブ運営開始

2017年4月

第七放課後児童会‘大地・銀河・天空・海青’の4クラブ運営開始(2018年3月終了)

2020年3月

大阪狭山市地域子育て支援拠点事業ファンズガーデンの運営を終了

2020年4月

旧くみの木幼稚園内から、児童発達支援・放課後等デイサービスフェイス転出。大野台7丁目へ

2020年6月

保育所等訪問支援事業を開始

2020年7月

~子どものためのコミュニティ・スペース~ワークレッシュを認可外保育施設として再届出

2022年7月


2023年6月



2024年10月

認定NPO法人となる(認定有効期間 令和4年7月15日から令和9年7月14日まで)

~子どものためのコミュニティ・スペース~ワークレッシュ(認可外保育施設)を閉業。児童発達支援・放課後等デイサービスフェイス(障害児通所支援部門)を合同会社トゥルーポイントに事業譲渡。

貝塚市蕎原の新天地(ポツンと一軒家)、改修工事スタート。

役員

代表理事

和久 貴子

理事

燈田 礼子

理事

高見 一夫

(中小企業診断士、株式会社ワーク21企画代表取締役、Aダッシュワーク創造館館長)

監事

柳生 長次郎
中西 豊次

スタッフ&役員 自己紹介はこちら

名前の由来、ロゴマークの意味

【ワークレッシュの名前の由来】
2000年、英語圏で使われている creche という言葉には、放課後の子どもの家、子どものためのデイケアセンターというような意味があると知りました。
この子どもの家が、地域社会の中でうまくはたらき、ここに関わる人たちみんながみんなの役に立てる、居心地の良いベースになれたら、という願いを込めて、Work+Creche!(ワークレッシュ)と名付けました。

【ロゴマークの意味】
若葉は子どもたち。両端は、親や大人たち。下の半円は、コミュニティ。みんなが支え合って自立して、育っていくイメージです。

【キャラクター】
葉っぱの帽子をかぶっているのは‘わーくん’。年齢・性別不詳のワークレッシュのメインキャラクター。描く人やTPOに合わせて色んな姿になって、おむすびになったりハンコになったりもします。

ロゴマーク
ワークレッシュの目的について語るわ~くん

経営理念

私は、自らの良心に従い、関わる人々と共に知恵と力を合わせ、人間が元来備えている思いやりの力を、持て余すことなく発揮して、子どもたちや地域を取り巻く課題に、問いかけ、働きかける。
そもそも、子どものみならず、地域社会、そして自己の内に在る時代の潮流に()き消されようとしている声なき声、大きな権勢(けんせい)に埋もれていった力を奪われた小さき者たちの存在を、決して忘れてはならない。むしろ、彼達こそが、この法人の生命(いのち)(かたど)る原型であり、魂なのだ。
私はその体現者となって、力と誇りを回復しようとしている。さらに、()しみなく生き抜こうとしている。
この信条の上に()ち、かつ「自主・自立、多様性と人権の尊重、非暴力の精神」を理念として希求する法人の名の(もと)に、当代の子どもや我々自身に課せられた障害にあまねく接し、目と心を(そむ)けず、今この時此処(ここ)にあるべき実業を(つく)り出して世に示し、その先駆者かつ実践者として、仲間と共に営みを続けたい。
最前線に立つ各々(おのおの)の担い手は、与えられ期待される役割と職務に向かうにあたり、技能を磨き五感を(きた)え、自覚と誇り、喜びを持って任務に力を注げるよう、その努力を怠ってはならない。常にあらゆる事象と他者から学び、真摯(しんし)に我を(かえり)みて、人間(ヒト)叡智(えいち)を信じ、(おのれ)と他者の(そん)(げん)(うやま)う心を体得し、世界と自分を信頼して生きていく―その循環を、自ら生み出していこうではないか。そして、感謝の心で互いの魂を輝かせ、必ずやこの世で生を(まっと)うするのだ。

けいえい【経営】
事業目的を達成するために、継続的・計画的に意思決定を行って実行に移し、事業を管理・遂行すること。また、そのための組織体。

りねん【理念】
ある物事についての、こうあるべきだという根本の考え。哲学で、純粋に理性によって立てられる超経験的な最高の理想的概念。

設立趣旨書、定款など

設立趣旨書
 法人認証申請のため提出した趣旨書

設立趣意書
 設立総会の際に配布した趣意書・寄せられたコメント

定款(PDFダウンロード)
 特定非営利活動法人ワークレッシュの定款(2017年8月改定)

事業報告書

2023(令和5)年度

特定非営利活動法人ワークレッシュ2023(令和5)年度 事業報告書
決算報告書(貸借対照表・財産目録・活動計算書・財務諸表の注記)

メディア等掲載履歴

  • 見学に行ってきました!「あったらいいな…」が実現した場所ワークレッシュ, 『おおさかさやまボランティアだより』, 第101号 2021年2月号, 社会福祉法人大阪狭山市社会福祉協議会,2021年2月, 7頁.
  • 和久貴子, 遊びが学び、暮らしが仕事 日月火水木金土に触れる毎日を, 子どもの現場から, 『はらっぱ』2020年9月号, 公益社団法人子ども情報研究センター, 2020年9月, 34-37頁.
  • 子ども食堂に遊びに来てネ 皆で配膳や片付け-―くみの木6丁目「おむすび村」, 『金剛さやまコミュニティ』, 有限会社コミュニティ, 2018年10月4日.
  • 和久貴子, 「福祉制度ビジネス」に参画して, 特集「福祉業界は儲かるぜ!」は放置できない。, 『れざみ』Vol.159, 特定非営利活動法人共同連, 2016年12月3日.
  • 行政も、企業もできなかった 全国初 NPOによる夜間の学童保育を実現, <特集>地域課題解決の新たな担い手「社会起業家」とは何か?, 『ボランティアOSAKA』, 2010年冬号(59号), 社会福祉法人大阪府社会福祉協議会 大阪府ボランティア・市民活動センター, 2010年, 3頁.
  • 和久貴子, あなたの安心と幸せが、きっと人を幸せにする, 大阪府人権協会編『人権ポケットエッセイ 1』, 解放出版社, 2008年, 31-33頁.
  • 子育て支援の取り組み進む ニーズの掘り起こしや個別サポート-子育て環境への潜在的ニーズ掘り起こしたい NPO法人ワークレッシュ, 『福祉おおさか』第530号, 社会福祉法人大阪府社会福祉協議会, 2007年5月1日, 4-5頁.
  • 杉垣裕子, 「子の安全」働くママお助け -校区外託児受け付け■「病後児施設」も増加, 夕悠関西 ウーマン, 『日本経済新聞』(夕刊), 株式会社日本経済新聞社, 2006年6月6日.
  • 送迎付きの保育が好評, 『読売ライフ』, 株式会社読売ライフ, 2006年2月, 2-3頁.
  • あの人この人ズームイン, 『大阪狭山市社協だより』, 社会福祉法人大阪狭山市社会福祉協議会, 2005年9月1日.
  • 和久貴子, あなたの安心と幸せが、きっと人を幸せにする, 人権を語るリレーエッセイ 第11回 2004年9月, 財団法人大阪府人権協会, http://www.jinken-osaka.jp/essay/vol11.html(2021年2月1日参照).
  • 「やりたいこと」を「できること」に-くみの木幼稚園で、小学六年生までの保育を実施, 『おおさかさやま』2004年8月号, 大阪狭山市, 2004年8月1日.
  • 子どもが安心できる場つくり -ワークレッシュ, 活躍するNPO法人18, 『福祉おおさか』第497号, 社会福祉法人大阪府社会福祉協議会, 2004年8月1日, 3頁.
  • くみの木幼稚園を利用して夏休みに学童保育実施, 『金剛さやまコミュニティ』, 有限会社コミュニティ, 2004年7月.
  • 地域が温かく育んだ子どもは、たくさんの人の支えになることができる, 『おおさかさやま』2004年3月号, 大阪狭山市, 2004年3月1日, 5頁.
  • 必要とされるサポートを-新しい学童保育の試み, 『POWER UP NEWS』, パワーアップ・プランニング, 2003年7月1日, 1-3頁.
  • 地域の子供に施設を開放-池尻の学童保育所, 『金剛さやまコミュニティ』, 有限会社コミュニティ, 2003年5月8日.
  • 「女性グループ・ネットワークのための組織開発講座」を受講して, 特集 女性グループ・ネットワークのエンパワメント, 『~おおさか発 女と男の情報誌~』, 2003・春号 No.21, 大阪府・大阪府男女協働社会づくり財団, 2003年.
  • ワークレッシュは、子どもが他者や地域とつながる中で、自分を発見する場。, 街角に生きる, 『おおさかさやま』2003年1月号, 大阪狭山市, 2003年1月1日, 16頁.
  • 安東義隆, 理想の学童保育 住民とのふれあいを大切に, 地域から始める コミュニティービジネス, 『産経新聞』, 株式会社産業経済新聞社, 2002年10月9日.
  • NPO法人「ワークレッシュ」(大阪狭山市)-学童保育を事業化, 特集/花開くかコミュニティービジネス, 『創造的地域経営のための専門情報誌』No.399, 日本経済新聞社, 2002年9月16日, 10-11頁.
  • クローズアップ現代, 広がるコミュニティ・ビジネス 2002年6月3日放送, NHK, https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/1591/index.html(2020年2月1日参照).
  • 皆木成実, 学童保育に新しい風-NPOが設立、運営 入所資格不問、20時まで保育, 子育てリポート, 『毎日新聞』, 株式会社毎日新聞社, 2002年4月26日.
  • 放課後の居場所づくり-学年・学区問わない学童保育所を運営, さわやかNPO, 『大阪日日新聞』, 株式会社新日本海新聞社 大阪本社, 2002年4月20日.
  • 学童保育 地域ニーズに合わせ独自に運営-NPO法人が民家借り受け, 『産経新聞』, 株式会社産業経済新聞社, 2002年4月10日.
  • 学童保育のNPO誕生-池尻で会員募集中, 『金剛さやまコミュニティ』, 有限会社コミュニティ, 2002年2月28日.

【協働実績】主な助成金事業の実績

  • (補助)2002年 市民が創るもうひとつの~子どものためのコミュニティ・スペース~
    大阪府先導的コミュニティ・ビジネス創出支援事業 1,000,000円
  • (助成)2002年 子どものための地域料理教室の開催
    キリン福祉財団地域福祉活動支援事業 140,000円
  • (助成)2005年 子どものサポートセンター~ファンコールと学びの場事業~
    ドコモ市民活動団体への助成事業 500,000円
  • (その他)2006年 たまにはオヤジの休日料理「父と子の調理実習」
    近畿ろうきんNPOアワード奨励賞 200,000円
  • (補助)2006年 さやま子どもの遊び・居場所づくりプロジェクト
    大阪狭山市市民公益活動促進補助金事業 200,000円
  • (助成)2007年 つながれ!広がれ!南河内こどもカンファレンス
    ニッセイ財団児童・少年への健全育成助成 500,000円
  • (補助)2008年 さやま子ども市民の広場
    福祉医療機構:長寿・子育て・障害者基金地方分助成事業(子育て支援基金) 2,000,000円
  • (助成) 2014年 日本財団福祉車両助成 1,260,000円
  • (助成) 2016年 日本財団福祉車両助成 630,000円
  • (助成) 2017年 安全網から外れた児童家庭が主役の、たそがれ時のコミュニティ・スペース運営
    JT NPO助成事業~地域コミュニティの再生と活性化にむけて~ 1,000,000円
  • (助成) 2020年 みんながむすぶ、たそがれ時のコミュニティ・パークス事業
    社会福祉振興助成事業(WAM助成) 通常助成事業 1,177,000円
  • (助成) 2020年 NPO基盤強化資金助成 SOMPO福祉財団 300,000円