「みんなの家」ってどんなこと?▶ 自前で資金調達を▶ 決心と願い
皆様へ!
ただ今工事中・移転準備中の貝塚そぶらの家「和暮守ぶら坊」は、2025年春オープン予定。
かねて念願していた通りの環境とご縁です。
社会制度上の枠組みや敷居、さまざまな条件にとらわれず、どんな人もお越しいただける、みんなの家*と畑です。
この場の展開の可能性は、あれこれ。
野・山・川の遊びとつどいのヒミツキチ、憩いの隠れ家、人や自然が交流する生活体験の場、古民家コーミンカンでの道楽・学びに、人や仕事をつなぐ中継地としてなど・・・・、ご家族で、お仲間やお友だちと、もちろんお一人でも。
応援くださる方々と共にかたちづくっていけたらと思います。
代表である和久は、職住一致、法人とも一心同体でつとめる覚悟です。
法人も、改修工事に際して全額借金をいたし、スッカラカン以下からの再出発です。
これまで、大阪狭山市を中心に、地域でさまざまな子ども子育て支援に関する公益事業に携わらせていただき、その重要性、社会の分厚さ(熱さ・篤さ)を知り、事業の根源となっている人の歴史や叡智、情愛に励まされる思いでした。
おかげさまで、法人もたくましくなり、設立20年を経た2022年の夏、認定NPO法人となりました。
そこから、補助金・給付金事業の任を解き、稼ぎも補てんも「資金調達は自前ですべし」と切り替えました。
ここに至るまで、ずいぶんと時間がかかりました。法人設立時29歳だった私も、齢50を越えました。
あの頃まだちいさくて可愛らしかった子どもたちは、大きく成長され、親御さんやスタッフと一緒に、法人も歳を重ねました。
一生懸命がんばってきましたが、時代は、動かせなかった。悔やんでも悔やみきれない経験も、数々です。
けれど、どうにか共に支え合って、それぞれ生きてきたという実感があります。
誰もが、いつだって、この世を生き抜いてきた、尊敬すべきサバイバーであることも、今になるとわかります。
これからは、「無いもんはつくれば良い」との創業期の心意気にたちかえりつつ、地に足つけて流れを感じながら勢いには乗らずゆったりと、さらに、時空間や、組織・個人の職域・属性などをゆうに越境しながら、新たに皆様と出会い直したいですね。
私たちは、かならず、何度でもやり直せる。誰かに助けを求めれば。少し笑えれたら。よく眠れたら。そう信じています。
そういう底力や現実を、子どもたちや次世代、何らかのテキに向かって見せつけていきましょう。
是非、今この時機に、ご自身の希望と法人へのご期待を、ワークレッシュ再建の気運にのせて、一緒に込めていただければ嬉しいです。
また、「しっかりしろよ」との厳しいご鞭撻、看視の意味でのご寄付もしかと受け止め、つとめてまいりたいと思います。
税額控除以外に特段のベネフィットはございませんが、里山からお届けするインフォメーションやメッセージを受信いただき、何かとご参加いただけると有難いです。
願わくば、いち早く現地にお越しください。
色々とご案内させていただければ至極幸いにございます。
新たな出会いと再会をお待ちしています。
どうぞよろしくお願いいたします。
2024年12月12日
認定NPO法人ワークレッシュ
代表理事 和久 貴子
*みんなって、each of us 私たち一人一人、ということです。全員、たくさんの人々 all of them という感じではないのであります。
また、creche には保育所・こどものデイケアセンターという意味があります。当面、保育事業をおこなう計画はありませんけれど、Work+Creche!(ワークレッシュ)には、社会ではたらく・機能する 子どもの家 という意味合いがあります。
これからもずっと、子どもはキー、核です。
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