前半はまだ暑い日も多かった今年の10月。写真にも半袖の姿が多くみられました。
そして、後半からはぐっと季節が進み、落ち葉やどんぐりの秋の風物詩もたくさん見つけました。
P.A.(パーソナル・アクティビティ)は、「体を知る」がテーマ。
汗をかいたときの処理の仕方や水分補給の大切さを知ったり、バランスをとって歩くことや、
息を合わせての大縄跳びに挑戦したりしました。
また、遠足や芋ほり体験もできました。
芋ほりは、春のいちご狩りに続いて、てらださんがお声をかけてくださいました。
貴重な体験の機会とおやつにいただいた出来たての焼き芋、秋のあたたかい思い出になりました。
ありがとうございました。
10月は、この他、万博記念公園への遠足、東大池公園での地域のおまつり「さやマルシェ」にも行きました。
ハロウィーン・パーティも有り。
みんなのスポーツの秋、食欲の秋をお伝えします。
ロープを使って遊ぶ
●着眼点●
しっかり体を動かす
バランスを保つ歩く
走る
●ねらい●
ロープに沿って歩く
リズムよく進む
大縄跳び
●プロセス・全体の様子・次回の課題等●
年少児は14時半から公園に行き自由に遊んだ後、ロープを出して活動した。
先に自由に発散していたので、ロープを見つけると各々のタイミングで活動に参加。
まっすぐに伸ばしたロープに沿って走ったり、ジャンプしたりした。
保育利用の子も加わり、にぎやかな時間となった。
一人がジャンプすると僕も、私もと跳び始め、一本のロープがいい遊び道具となった。
一番最初にロープを見つけたのはA君で、スタッフの動きを真似ながらよく体を動かした。
後半のP.A.も、公園に行った。
大繩を使ってできるものを皆で考え、歩いたり、ジャンプしたり、小走りしたりしてトレーニングをした。
スピードアップしたり難易度をあげることで、年長者の挑戦意欲がアップ!
ミニ三角コーンを自分たちで並べ、ジグザグに走る運動に発展した。
最後は大繩を自由に跳んだが、時間が足りず、物足りないようだった。
室内だけではエネルギーを発散しきれないので、分けて外に出るようにしていきたい。
(PA担当:g)
■一日の様子から■
出席の人数が多く年齢の幅も広いので、どの部屋も賑わっていた。
スタッフとの会話を楽しみながら、ゆっくりする子もいた。
年少者の遊びは、場の共有をしながらそれぞれが好きなように遊んで、たまに会話が繋がって向き合って笑っていた。
どの子も、仲間からの刺激を受けながら一緒に学んでいる。
(記録担当:g)
芋ほり
●着眼点●
歩く・走る
手先を使う道具を使う
出かける
●ねらい●
自分で持ち物を準備する、確認する
目的地まで歩く
芋堀りに参加する
●プロセス・全体の様子・次回の課題等●
昼食後、お芋ほりに出かけた。
出発前に自分で水筒と長靴など、確認して準備をした。
お芋ほりは見通しが持ちやすく、どの子も落ち着いて準備ができた。
車に乗って出かけることも慣れたもので、配車も自分で確認する子もいた。
スタッフの家から、てらださんの畑までのんびりゆっくり長い道のりを歩きながら、虫を見つけたりどんぐりを拾って投げたりした。
畑では少しお芋が見えた状態にして下さっていて、一気にやる気が増した。
スコップや手で掘り起こし、たくさんのお芋が収穫できた。
その後、てらださんが準備してくださったおいしい焼き芋をいただき、おやつを食べながら庭で遊んだ。
遊ぶ時間が短かかったので、B君は帰りたくないアピールをしていたが、車に乗るとすぐに眠った。
自然の中で遊び慣れている子はどんな場面でもよく遊ぶが、何をしていいのか分からない様子の子もいた。
C君は、今まで何事も落ち着いて参加していたが、最近はあまり乗り気ではない。汚れやにおいに敏感になったり、几帳面さや慎重さが増している。
楽しみが変わってきているが、どんな風に感じているのか、話してみたい。
(PA担当:g)
■一日の様子から■
朝から、外に行きたいとのことで、公園に出かけた。
D君は足の痛みがあり、部屋で遊んでいたが、紙飛行機を作って少しだけ外に出た。
疲れがあるのか、ぼんやりすることが多かった。
昼食は全員1階で食べた。B君やD君は周りのおもちゃが気になるようだったが、しっかり食べた。
午後からは芋掘りに出かけたこともあり、充実した1日だったが、慌ただしかった。
少し体調を崩している子が多かった。スタッフもそうだが、風邪というよりアレルギーなのか、くしゃみや鼻水が出て、ティッシュが手離せない様子だった。
これからの季節の変わり目、いつもより体調の変化を気にして、顔色などをみながら過ごそうと思う。
(記録担当:g)