【フェイスの日誌から】2021年10月

前半はまだ暑い日も多かった今年の10月。写真にも半袖の姿が多くみられました。
そして、後半からはぐっと季節が進み、落ち葉やどんぐりの秋の風物詩もたくさん見つけました。

P.A.(パーソナル・アクティビティ)は、「体を知る」がテーマ。
汗をかいたときの処理の仕方や水分補給の大切さを知ったり、バランスをとって歩くことや、
息を合わせての大縄跳びに挑戦したりしました。
また、遠足や芋ほり体験もできました。
芋ほりは、春のいちご狩りに続いて、てらださんがお声をかけてくださいました。
貴重な体験の機会とおやつにいただいた出来たての焼き芋、秋のあたたかい思い出になりました。
ありがとうございました。

10月は、この他、万博記念公園への遠足、東大池公園での地域のおまつり「さやマルシェ」にも行きました。
ハロウィーン・パーティも有り。
みんなのスポーツの秋、食欲の秋をお伝えします。

ロープを使って遊ぶ

着眼点
しっかり体を動かす
バランスを保つ歩く
走る

ねらい
ロープに沿って歩く
リズムよく進む
大縄跳び

プロセス・全体の様子・次回の課題等
年少児は14時半から公園に行き自由に遊んだ後、ロープを出して活動した。
先に自由に発散していたので、ロープを見つけると各々のタイミングで活動に参加。
まっすぐに伸ばしたロープに沿って走ったり、ジャンプしたりした。
保育利用の子も加わり、にぎやかな時間となった。
一人がジャンプすると僕も、私もと跳び始め、一本のロープがいい遊び道具となった。
一番最初にロープを見つけたのはA君で、スタッフの動きを真似ながらよく体を動かした。

後半のP.A.も、公園に行った。
大繩を使ってできるものを皆で考え、歩いたり、ジャンプしたり、小走りしたりしてトレーニングをした。
スピードアップしたり難易度をあげることで、年長者の挑戦意欲がアップ!
ミニ三角コーンを自分たちで並べ、ジグザグに走る運動に発展した。
最後は大繩を自由に跳んだが、時間が足りず、物足りないようだった。
室内だけではエネルギーを発散しきれないので、分けて外に出るようにしていきたい。
(PA担当:g)

一日の様子から
出席の人数が多く年齢の幅も広いので、どの部屋も賑わっていた。
スタッフとの会話を楽しみながら、ゆっくりする子もいた。
年少者の遊びは、場の共有をしながらそれぞれが好きなように遊んで、たまに会話が繋がって向き合って笑っていた。
どの子も、仲間からの刺激を受けながら一緒に学んでいる。
(記録担当:g)

芋ほり

着眼点
歩く・走る
手先を使う道具を使う
出かける

ねらい
自分で持ち物を準備する、確認する
目的地まで歩く
芋堀りに参加する

プロセス・全体の様子・次回の課題等
昼食後、お芋ほりに出かけた。
出発前に自分で水筒と長靴など、確認して準備をした。
お芋ほりは見通しが持ちやすく、どの子も落ち着いて準備ができた。
車に乗って出かけることも慣れたもので、配車も自分で確認する子もいた。
スタッフの家から、てらださんの畑までのんびりゆっくり長い道のりを歩きながら、虫を見つけたりどんぐりを拾って投げたりした。

畑では少しお芋が見えた状態にして下さっていて、一気にやる気が増した。
スコップや手で掘り起こし、たくさんのお芋が収穫できた。

その後、てらださんが準備してくださったおいしい焼き芋をいただき、おやつを食べながら庭で遊んだ。
遊ぶ時間が短かかったので、B君は帰りたくないアピールをしていたが、車に乗るとすぐに眠った。


自然の中で遊び慣れている子はどんな場面でもよく遊ぶが、何をしていいのか分からない様子の子もいた。
C君は、今まで何事も落ち着いて参加していたが、最近はあまり乗り気ではない。汚れやにおいに敏感になったり、几帳面さや慎重さが増している。
楽しみが変わってきているが、どんな風に感じているのか、話してみたい。
(PA担当:g)

一日の様子から
朝から、外に行きたいとのことで、公園に出かけた。
D君は足の痛みがあり、部屋で遊んでいたが、紙飛行機を作って少しだけ外に出た。
疲れがあるのか、ぼんやりすることが多かった。
昼食は全員1階で食べた。B君やD君は周りのおもちゃが気になるようだったが、しっかり食べた。
午後からは芋掘りに出かけたこともあり、充実した1日だったが、慌ただしかった。
少し体調を崩している子が多かった。スタッフもそうだが、風邪というよりアレルギーなのか、くしゃみや鼻水が出て、ティッシュが手離せない様子だった。
これからの季節の変わり目、いつもより体調の変化を気にして、顔色などをみながら過ごそうと思う。
(記録担当:g)