雨の狭山の名所ツアー byさやりんバスマスターズ【ワク雑感】

もう3月なんだなぁ、と思っていたら、すでに3月も大詰めです。
人生、こんな感じでいくんでしょう。早い。
満足は無理でも、納得して生きていけたらと念じる、欲深なワクです。

週末の雨で、いくつかの行事がとんだり舞ったりした3月。

今月の或る日の土曜は、もともとの予定を急きょ変更して、「さやりんバスで雨の狭山の名所ツアー」に全行程を組み直しましたよ。
ご参加くださった皆さん、まことに有難う、そしてお疲れ様でした。
子ども7名、大人3名のパーティーでした。

4月の会員企画(案)は、
1回目、ミニこいのぼり作り→おにぎり作って、春のあまの街道へ
2回目は未定、保護者参加の何かをねらっております。
またご案内させてください。

以下、にわかバスマスター和久の雑感です。

私自身、狭山池博物館の内部入りは、何年かぶりでした。

トンネルマニアにはたまらない写真展が始まっていましたし、開設以来変わらぬ展示がつづくのも、展示になる前の、永い道程と時の豊かさと感じます。

トンネルは神秘な魅力とマンパワーの叡智

20年近く前、創業の頃に借りていた民家の離れには、当然のごとくクーラーは無くて、出来たばかりの噴水(滝)の辺りで子どもたちと軽い水遊びをしたり(←当時は結構OKだったのかな)、涼をとったりしていたものでした。

昼前にうまく雨がやみ、お弁当をたいらげ満足した後は、コロシアムで踊り、水を懐かしむ子ら。

だんだんと、また瞬発的に、この日つどった子どもたち独自の、然なる場と輪が成り立っていく瞬間を、この目で見ました。

帰路、石畳の上を、それぞれに歌い、傘を杖にして力強く、かつ自由に闊歩する姿にも、
「われわれは今、純粋なる民である!」
という言葉が降臨しましたね。

民、たみです。
すばらしい場面でした。

帰りの循環バスでは、3歳の子が、傘を握って必死にちょこんと席に座りながら、反対側の席に腰かけておられるおそらく70歳以上年上のご婦人に向けて、「あしたははれる」という歌を歌ってもてなしているようなのも、とても愉しい情景でした。

コロナ禍で、ヒトやその社会が、余計にぐにゃぐにゃしていったら、この先どうしたもんかな、という不安を感じながらおりましたが(人並みに‥)、「人間の子の感性と力を信じたい」と、改めて思い直しました。

またお会いしましょう。
必ずや、お元気で。