2021年 年頭のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。

皆様、いつもと様子の違うお正月をお過ごしだったのでしょうか。
ワークレッシュは、5日(火)から新年のスタートを切っています。

2020年が、過ぎ去っていきました。
といっても、疾風怒濤というほどではない――時に、うずもれたような心地のする日々がありました。
(心が)折れる・削られる、というワカモノ言葉のような単語の意味が、実に骨身にしみる経験もありました。
様々感じ、思いを巡らし、まことに悩ましいことでした。

皆さん、子どもたちも、格別のご苦労、ご腐心を経てこられたことと思います。
本当にお疲れ様、の1年でしたね。

そして、人とじかに会って、一緒に遊んだり学んだり働いたり、暮らしていくことが、どんなに貴重で大切なことか、あらためて思い至ったのでした。

特に上半期は、つどいの広場ファンズガーデン終了の流れでの移転、保育部門の休業・スタイルの変更と、色々な変化が重なって、至らぬことも多く、ご心配をおかけしたことと思います。
そんな中でも、会員・利用者の皆様には大切なお子達を託していただき、子どもたちと共に生活することが出来たことは、私たちの大きな力と励みになりました。

また、縁の下から支え見守り、時に力強く𠮟咤激励をくださった皆様、苦楽を共にした仲間たち、本当に有難うございました。

このように、今だから言えますが、去年は「目指せ年越し!」が目標でした。
年、越せました。

さて、ならば。
2021年は、NPOとしてのアピールにも力を入れようと思っています。
講座や研修も、内輪の実施だけでなく、共に学べるオープンな機会を、努力してつくり、ひらいていきたいです。

子どもたちの育つ環境、人との関わり・・・今更焦るまいとは思いつつ、多くの困難が、加速して大きくなっているのを感じています。
存在を感じるのに届かない、もどかしさがあります。

必要とされているのにまだ出会えていない親子がおられるなら、私たちは、もっと声を取り戻し、力をつけなくてはいけないですね。
でなければ、何のために、今ここまで持ちこたえてきたのでしょう。ちょっとハードな言い方ですが、ずっと、存在意義を問い直しながらおります。
小さいけれど、力と知恵を持ち寄って、今度はみんなを応援できる存在になりたいです。
やれるところまでやってみますね。
そうすることにします。