フェイスでは、‘衣食住に密着した暮らし’を仲間と共同で学ぶことを、不変のテーマとしています。
2020年度の主題は、『役割』でした。ひとつのことを達成・完成させるために、自分がしたいこと・できることを、「やってみる!」
そして、社会だけでなく、家族の中の自分の役割を見出し、参加する意識を自分で育んでいけるよう、促していこう。そしてそこから得た達成感や失敗した時の悔しさなどを経て、自己肯定感を高めていける自己を発見していきたい――そんな、7年目の実践でした。
また、不安定な学校(休校)生活や社会情勢から、穏やかにかつしなやかに回復していけるように、日々の運営に創意工夫を凝らしてきました。
子どもたちとは、スケジュールや言葉の意味、自分や人の気持ちを確認しながらも、言葉や形・時間にとらわれ過ぎないよう、心の対話やあらゆる感情の表出を大切に、「一緒に生活する」ことを重視しました。
子どもたちと共に歩み、築いてきた7年間。
子どもたちの存在のたくましさ、ご家族とのつながり、そこへここに集い働く者たちの心意気も相まって、今もこの場がなごやかに保たれているという現実を、率直に、すごいことだなと自負しています。
デイサービスとは、まったく奥の深い仕事です。
今更ですが、とても手応えと醍醐味を感じています。
静かな激変の2020年の始まりから今。
子どもたちとご家族が、私たちと共に居てくださることに、心より感謝いたします。
この度、保護者の方々にはWeb形式にてアンケートにご協力いただきました。
何かとご多用の中、温かいお言葉や率直なご意見を寄せていただき、本当に有り難うございました。
事業所内自己評価の内容も合わせ、さらに熟慮し、改善の努力を続けていきたいと思います。
今後共どうぞよろしくお願い申し上げます。
NPO法人ワークレッシュ代表 和久 貴子
(「保護者アンケートまとめ」冒頭文より)
令和2年度 放課後等デイサービス自己評価表
https://workcreche.org/wp-content/uploads/2021/05/2020d-self-check.pdf
令和2年度 児童発達支援自己評価表
https://workcreche.org/wp-content/uploads/2021/05/2020j-self-check.pdf
令和2年度 保護者アンケート(回答まとめ)
https://workcreche.org/wp-content/uploads/2021/05/ft2020enque.pdf
自己評価結果等の公表及び大阪府への届出について(大阪府のサイト)
指定通所基準(児童福祉法に基づく指定通所支援の事業等の人員、設備及び運営に関する基準)の改正により、放課後等デイサービスにおいては平成29年4月から、児童発達支援においては平成30年4月から、おおむね1年に1回以上、自己評価及び保護者評価を行い、その結果と改善内容を公表することが義務付けられています。